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GRJ日記

やや古い漫画やや古いアニメやや(略)ゲーム特撮などの話をしています。

迷宮物語と竹田さんと日本発狂

アニメがまずあってそれから小説版を出したのか、アニメの基本的な世界として小説版があったのか、並行してタイアップ的に同時に出来たのかよくわかりませんが
とにかく、『迷宮物語』というタイトルのOVAアニメと、眉村卓氏による同名の小説とがありました。
どちらも、「起承転結」とか「理路整然」といった言葉とは遠い、あらすじを「何がどうしたからどうなった」と説明の出来ない、眩惑され幻惑されまくる世界が広がっていました。どちらかというとその手の作品は、雰囲気で酔わせて説明不足をごまかしてそれっぽくまるめこんでしまえ、なものが多く、私はあまり好きではないのですが、この作品にはそういった不満を持つことはなく素直に眩惑されまくりました。いくたまき氏の漫画の時にも言いましたが、繰り広げてみせる世界が十二分に魅力的であれば、説得され納得するものです。
で、小説の方で、複雑な背景のある独裁者が民衆に殺される話がありまして、その男に対しもうずっと昔に死んでしまった恋人が話しかけるシーンがあります。
ちゃんとした文章は覚えていないのですが、
これからあなたはつらい思いをして死ななければならない。お別れです。でもまたきっと会えます。この先ずっと未来、いつか、どこか遠い銀河か、遥かな別の世界で。それまでお別れです。さようなら。
のようなセリフでした。
とても寂しいけれどもきれいで、まるで宇宙の深淵を覗いているような気持ちになる言葉で、時折胸の中で思い返していたのですが
昨日かな。竹田さんというジャーナリストさんがお亡くなりになりましたね。あの人のスタンスというか、バランス感覚が好きだったのね。どちらかに寄り過ぎない、冷静だけれども冷たくはない。自分の病気さえも冷静に見つめていた感じがありました。
昨夜布団に入って暗い天井を見上げ、竹田さん亡くなったんだなあ、と思い、それからふと迷宮物語の小説のセリフを思いました。竹田さんもいつかどこかの宇宙のテレビに出てコメントをするのかも知れない。
ありとあらゆる人たちが私たちの前から居なくなってしまう。死んでしまったらもう会うことはない。二度とない。それでも、もしかしたら、遠い未来のどこかの場所でまた会えるかも知れませんね。たとえかつてのお互いを忘れていても。

それから
テヅカオサム先生の漫画に『日本発狂』という作品があります
死んでしまった人間はあの世に行って、そこで死ぬと、全く別の人間として生まれ変わるという設定で、幽霊になってしまった主人公は「たとえ別人となったとしても、もう一度身体を持ってやり直したい」と言う。ガールフレンドの幽霊の子は「たとえ幽霊のままでも、自分自身を失ってしまうよりはマシだ。全部忘れて別人になるなんてイヤだ」と言う。
読んだ時には私は完全にガールフレンドの方の考えでしたが、この頃は主人公の言いたいこともわかるような気もしてきました。
あなたはどちらですか。

打鍵しています。きりっとやりたい
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